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皆さんこんにちは。石川彰です。

さて今年も残り少なくなりましたね。

昨日のＰＨＰの続きです。

松下幸之助のテーマは、二つあって

１　これからの日本をどうしたらもっと良い国に出来るのか。・・

それは松下政経塾を立ち上げ、将来日本を背負って立つ政治家を育成しよう、と言うことで、実現しました。

そして人材を育てることにより、日本の発展を願ったと言われています。

そして

２　人間とは何か　というテーマは、ＰＨＰを発行することによって、人生や、生き方、幸せとは何かを追求し、その研究に努めたと言います。

久しぶりにＰＨＰを読んでみますと、テーマが「ここちよい人間関係を築くヒント」とか「口癖で人生は決まる」とか、幸せになる為の考え方やヒントがたくさんありますね。

古いＰＨＰを読んでみても、決して情報は古くない、人間の心理は、いつの時代でも変わらないものと感じました。

皆さんこんにちは。石川彰です。

さて「ＰＨＰ」と言えば、(繁栄を通じて、平和と幸せを)という意味と思いますが、旧松下電器の松下幸之助が立ち上げた会社です。

昔ＰＨＰの編集者の方の、講演を聴いたことがあります。

その方は、せっかく松下電器産業(今のパナソニック)に入社できたのに、ＰＨＰの部門に配属され、ショックを受けたとおっしゃっていました。

しかし創業者の松下幸之助は、松下電気の方は、ほとんど顔を出さなかったのに、ＰＨＰの会社には、来ていたので、話をする機会が多かった、後からそれはとても良かったと語っていました。

ＰＨＰのテーマは、

１　これからの日本をどうしたら良いか．

２　人間とは何か

この二つが松下幸之助の永遠のテーマであったと言います。

皆さんこんにちは。石川彰です。

１月号の「ＰＨＰ」で、日本１のふとん職人、名古屋の丹羽正行さんが紹介されていました。

内閣総理大臣賞を２回も受賞された方です。

すっかり羽毛布団の時代になったというのに、今でも日本の伝統をしっかり守り抜き、ふとん一筋に頑張っていることは、素晴らしいと思います。

同じふとん屋の人がこのような雑誌で紹介されるなんて、同業者としても誇らしいことです。

何日か前に、ＴＶで外国人ジャーナリストが紹介したい、日本の素晴らしさの中に「ふとん」が入っていました。

外国人から見るとふとんはベッドと違って、場所を取らないし、暖かくて素晴らしいのだそうです。

皆さんこんにちは。石川彰です。

昨日のＭさんの葬儀の続きです。

一時退院したＭさんに、家の前でお会いしたことがありました。

Ｍさんは、私を見るなり「石川さん、病院で、たばこを吸ういい場所を見つけたよ」と言うんです。

私は「そんなところあるのですか」と聞くと「病院の冷暗所の前だよ」と言うのです。

ただ一度ガードマンに見つかって叱られたけどね。

と笑いながら言っていました。

ガンが体中に回ってしまい、余命あとわずかと宣告され、それから２０年も生きるなんて、まさに奇跡です。

病院の先生も学会でＭさんの実例を発表されたそうです。

こんな明るい人には、ガン細胞もかなわないのですね。

本当は弔辞で、病院でのたばこの話をしたかったのですが、さすがにやめました。

皆さんこんにちは。石川彰です。

近所のＭさんの葬儀に行ってきました。

９０歳を過ぎてしまいますと、私の父もそうでしたが、社会的なつながりも少なくなります。

ましてや病院生活が長いと、弔辞を読んで下さる方がいなくなってしまいます。

出しゃばりとは思いつつも、弔辞を読ませていただきました。

Ｍさんは２０年くらい前に、ガンを患い、入院生活の長い方でした。

しかしこんなにも明るい人を私は知りません。

飲み屋に行くと、まず「ビールの見本か試供品を下さい」というのもＭさんです。

よく街でお会いすると、１０分、２０分と立ち話をしたものです。

入院中、タバコが大好きでやめられず、「どうせ、いつかは死ぬのだから、好きなたばこ位吸えばいいんだよ」

と言って、仲間を引き連れて、病院の屋上でたばこを吸った話とか・・。

また、病院でたばこを吸ったのを、先生に見つかって、叱られ、

逆に先生に「なぜタバコを吸ってはいけないんですか」と言ったところ、

先生は「たんが詰ったリしたら困ります」との返事に、「ではガンで死ぬよ

り、たんが詰まって死ぬ方を選びますので、たばこを吸わせてください。」

と言ったそうです。そんなＭさんだから、長生きできたんでしょうね。