皆さんこんにちは。石川彰です。
今日は親戚からお歳暮が届きました。
そういえば最近お歳暮を贈ったり、贈られたりすることが、めっきり少なくなったような気がしますが、私だけでしょうか。
お歳暮とは→年(歳)の暮れ、歳暮の礼の略。
歳暮の礼とは、正月に先祖の霊を迎えるため、お供え物を、年末に親元や親戚の家に持参する儀式から来ている。
その後、武士や商人が、年末に感謝の気持ちとして物を送る行為に変化した。
また農民などは、苦しい年末を乗り切るため、農作物などを贈りあう「助け合い」の習慣になった。
この両方が合わさってお歳暮は一般の人に普及していった。
井原西鶴の世間胸算用には、お歳暮にお餅やごぼうを贈ったと記されている。
当時のおせち料理の定番、「きんぴらごぼう」の材料になるため、ごぼうは人気があったという。(明治大学 斉藤孝教授の話より)
お歳暮の習慣とは、海外ではあまり耳にしたことはないけど、やっぱり日本語独自の習慣のようですね。
お歳暮や、除夜の鐘、年賀状など、日本独自の風習、文化などいろいろあるけど、少しづつ無くなっていくようで、私としては寂しい思いを感じています。