皆さんこんにちは。石川彰です。
近所のMさんの葬儀に行ってきました。
90歳を過ぎてしまいますと、私の父もそうでしたが、社会的なつながりも少なくなります。
ましてや病院生活が長いと、弔辞を読んで下さる方がいなくなってしまいます。
出しゃばりとは思いつつも、弔辞を読ませていただきました。
Mさんは20年くらい前に、ガンを患い、入院生活の長い方でした。
しかしこんなにも明るい人を私は知りません。
飲み屋に行くと、まず「ビールの見本か試供品を下さい」というのもMさんです。
よく街でお会いすると、10分、20分と立ち話をしたものです。
入院中、タバコが大好きでやめられず、「どうせ、いつかは死ぬのだから、好きなたばこ位吸えばいいんだよ」
と言って、仲間を引き連れて、病院の屋上でたばこを吸った話とか・・。
また、病院でたばこを吸ったのを、先生に見つかって、叱られ、
逆に先生に「なぜタバコを吸ってはいけないんですか」と言ったところ、
先生は「たんが詰ったリしたら困ります」との返事に、「ではガンで死ぬよ
り、たんが詰まって死ぬ方を選びますので、たばこを吸わせてください。」
と言ったそうです。そんなMさんだから、長生きできたんでしょうね。