こんにちは。石川彰です。
朝の情報番組では、連日舛添東京都知事の公私混同疑惑が報じられています。
先日放映された、昭和偉人伝という番組で「土光敏夫」の事が放映されていました。
私は青年会議所時代、ちょうど「行政改革の研修会」が東京でありました。
その時、土光さんから名刺を頂いたことを思い出します。
そんなことで、ちょっと身近に感じているのかも知れません。
石川島播磨重工を再建して、その後東芝、そして日本を再建した人です。
しかし何と大学入試は4年失敗しているそうです。(人間わからないものです)
東芝の社長になった時、社員がカラーテレビを持って行きました。
しかし「白黒しか見ないからいい」、と断られたそうです。
またクーラーを持って行っても、「使わないから、お客様に売ってくれと」言ったそうです。
このような人だから会社も、日本も再建できたんですね。
1984年、国の借金が100兆円に迫っていた時、ブラジルに渡って、ゆっくり農業でもしたいと思っていたそうです。
しかし84歳の土光さんを、総理大臣はそっとしておいてくれなかったんですね。