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皆さんこんにちは。石川彰です。

今回は　「三は魔法の数字その６」です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　

「三顧の礼」、「三人寄れば文殊の知恵」、「三度目の正直」、「二度あることは三度ある」、「仏の顔も三度まで」、などと３にまつわることわざはたくさんある。しかし２とか４にまつわる諺はないようだ。これは何を意味しているだろうか。人は、「３」に良くも悪くも、ものすごく影響されやすいのではないだろうか。

たとえば同窓会で、最近こんな運動始めたら、身体が痛くなってしまったよ」と言ったとします。すると、誰かが「もう年だから、そんなことしないほうがいいよ」と言うでしょう。そしてすぐに、また誰かが「そうそう、その通りだよ。もう年なんだから」そしてもう一人「そうだよ、もう年なんだから」と３人の人が立て続けに言ったら、多分その気になって「もう年なんだから、やらないようにしよう」と思ってしまうかも知れない。

しかし逆に前向きの話のほうに、「今こんなこと始めたよ。とっても健康にいいから、頑張ってるよ」と誰かが言ったとします。つかさず「あ、私も始めたよ。とっても体にいいよ」さらに３人目の人が同じことを言ったら、「みんなやってるんだ。」と思って、自分も頑張らなくてはと思うかも知れない。

皆さんこんにちは。石川彰です。

　「３は魔法の数字その５」です。　　　　　　　　　　　

私の記憶では、中学生か高校生の頃の記憶と思うが、ＮＨＫテレビで「生活の知恵」という番組でこのようなことを放映されたことを、今でも覚えている。

一人の社員が会社にやってくると、同僚が声をかける。「おはようございます。ちょっと顔色が悪いですね。風邪でも引きましたか。」自分ではまったくそうは思っていないのに、また会社でエレベーターに乗ると、「おはようございます。顔色が悪いですね。風邪でも引きましたか」と声をかけられる。もちろんそうではないから否定する。そして机に向かうと、隣の同僚が「おはようございます。どうしました。顔色が悪いですね。」と声をかけられた。今までなんとも思っていなかったのに、さすがに３人に同じことで声をかけられると、本当に体調が悪くなってしまったという。まさに３人になると、何人もの人に言われたと思ってしまうのかも知れない。

皆さんこんにちは。石川彰です。

「３は魔法の数字その４」です。

「日本三景」「三種の神器」「三大発明」など三にまつわる言葉はたくさんあります。３は魔法の数字とも言われ、記憶性が強く、人に満足をイメージさせる効果もあるといいます。

商品のメリットを説明するにも、一つではそれしかないと思われ、二つではどこか物足りなく、「この商品を購入するメリットは３つあります。」というと十分と満足するような気がします。５つや６つもあると、ポイントが絞れず、理解することができなくなるようです。

会議などで問題点を指摘する場合でも「原因は３つあり」とか、「大きく分けて３点に要約することができます。」と言って、論旨を展開してゆくと、相手は納得し、理解もしやすくなるといわれます。３の数字を意識して使ってゆきたいと思ってます。

皆さんこんにちは。石川彰です。

３は魔法の数字その２です。

大勢、皆、沢山　何人もは３以上を意味しているように思います。以前TVでこんな実験をしていました。

東京の交差点近(多分新宿か渋谷)で、１人の人が空を眺めていた。そこを通り過ぎる人は、なぜ空を見上げているのかなと思いながら、通り過ぎてゆく。

次に２人の人が空を見上げていた。同じように、皆が、空を眺めながら通り過ぎてゆく。

今度は３人の人が空を眺めていた。するとどうなったか。通り過ぎる人は、皆立ち止まって空を見上げるようになった。３人は大勢、沢山、を意味するのでしょうか。３人になると周りの人の感じ方が違う。だから「３は魔法の数字」と言うのでしょう。