最近テレビで宝くじのコマーシャルをよく目にします。
私たちは宝くじが当たって大金が入れば幸せと思っています。
アメリカで行われた宝くじ当選者の幸福度調査では、最初当選者は、天にも昇る心地で喜びますが、しかしすぐに戻るそうです。
読書や食事など以前のように楽しめなくなり、1年もしない内に、当選前より不幸と思えるようになるといいます。
(本当にそうなのか、私にはわかりませんが・・・)
一方、自分の力で巨額の富を得た人100人に幸福度を調べたところ、
平均的なアメリカ人より、ごくわずか幸せだったといいます。
生きてゆくうえで、必要が満たされれば、収入が増えても人の幸福度は大きく変わらないという結果でした。
このことについて、ある心理学者は、「昨日の贅沢も、今日はたちまち当たり前に、そして明日は思い出になってしまうからだ」と説明しています。
(幸せは自分の心が決めること 相田みつお)
お金で幸福が買えないとしたら、どんな方法があるのでしょう。
それは日々単純な事柄に喜びを見出すこと、毎日の生活に喜びを見い出し、幸せをかみしめることになるのでしょうか。