皆さんこんにちは。石川彰です。
さて昨日の続きです。
昔アメリカでこんな実験が行われました。
この実験の報告書によりますと、
全員を二つのグループに分けます。
そしてニュースを聞いてもらいます。
一つのグループは、重傷者が大勢の善意と協力によって助かったという話。
もう一つのグループでは、残忍な殺人事件の話が報じられました。
その後グループごとに作業を始めると、人助けのニュースを耳にしたグループは、初めから見知らぬ人相手に好感情を抱いたようです。
そして相手を協力的だろうと考え、自分も協力的態度をとりました。
暗いニュースを聞いたグループでは、違った先入観を他人に対して持ったようで、それほど協力的ではありませんでした。
ニュースが人々の心理にどのように影響を与えるかを知る実験ですが、社会や集団では努めて明るい話題にすることが大切と思われます。
このように毎日耳にしていることは我々が知らないところで、微妙に我々の脳の中に入ってきて悪さをするようです。
いつも明るい話をする人、いつも前向きな話をする人になりたいと思っております。
今日は「明るいニュースを話題にしよう」という話をいたしました。